ブラジルはひとりではない――アリソン・ベッカー、リヴァプールの限定品オークションで洪水被害に立ち向かう
2024年7月16日 に公開
アンフィールドで輝かしい7年を過ごした今も、ベッカーの心はなお祖国ブラジルとともにある。 その間、彼はブラジル代表チームの正ゴールキーパーも務め、リヴァプールの2019-20シーズンのプレミアリーグ制覇に貢献したときと同じ気迫と安定感を、ワールドカップやコパ・アメリカでのプレーでも示してきた。 ベッカーとブラジルとの結びつきの強さを思えば、最近同国南部に壊滅的な被害をもたらした洪水――その中には彼が生まれ育った街も含まれていた――に、彼がとりわけ深く心を痛めているのも当然だ。 その洪水は150人以上の命を奪い、さらに多くの人々の住まいや生業を奪った。
こうした状況では、どうしても痛切な無力感に襲われるものだ。 増水する水の下にリオグランデ・ド・スル州が沈んでいくなか、世界の裏側に足止めされ、イングランドからその洪水を見つめるしかなかったアリソン・ベッカーも、まさにそんな思いだったに違いない。
だが、ベッカーが無力だったわけではない。 彼には助けるためにできることがあり、実際に行動にも移した。リヴァプールの貴重なメモラビリアを出品したチャリティーオークションを通じて、洪水被災者のための資金を集めたのだ。 ファンは、フィルジル・ファン・ダイク、モー・サラー、コーディ・ガクポといったクラブのレジェンドたちの試合で実使用されたサイン入りシャツから、 ユルゲン ・クロップが監督として最後の試合でサインを入れた一足のスニーカーまで、豪華なプレミアムアイテムの数々を手にするチャンスがあった。
私たちは、ベッカーおよびリヴァプールFC財団とともに、この一度限りのオークションを開催し、非常に意義があり支援する価値のある大切な活動のための資金を集められたことを大変誇りに思います。
